2011年 03月 16日
今思うこと、今できること。
|
今月の定休日+振替営業日→☆
菓子工房Le Cercle のHP → ☆
ネットショップ→☆
すみません。長い長いひとりごとです。
一度、気持ちを整理し、自分を奮起させるために書きます。
地震の後から次々と目に飛び込んでくる映像。
見ているだけで涙がこぼれます。
でも、その映像を見ている私は「いつもと何も変わらない生活」をしています。
明るく暖かい、帰る場所。
3回の食事。
安全な飲み水。
お風呂。
清潔なトイレ。
布団。
何もかも揃っているのです。
普段当たり前だと思っていることは、実は全然当たり前なのではなく、ものすごく
色々なことに支えられて、そこにあるものなんだと実感する毎日です。
地震前の数日は、大阪のイベントに向けて毎日忙しくお菓子を作っていました。
地震直後からは、ずっとモヤモヤしながらそれでも続けていました。
こんな時にお祭りみたいなイベントに出店するの?
いや、こんな時だからこそイベントに出店して、その売上金は義援金として
募金しよう。
二つの思いが頭の中でぐるぐる。
もしかしたら、イベントは中止されるのではないかと思っていました。
予想に反して、予定通り開催し、チャリティーイベントになると発表されました。
やるべきではない。こんなときだからこそ開催したほうがいい。
色々な考え方があって当然だと思います。
でも。
私はもう楽しい気持ちでお菓子を作ることも、ワクワクしながら参加することも
できなくなっていました。感情の部分と物理的な部分で100%すっきりした気持ち
で参加することはできないので、「p」と話し合いキャンセルすることにしました。
今はこれで良かったと思います。関係者の方々にはご迷惑をお掛けして申し訳
なく思っています。そして、来てくれようとしていた友達にも申し訳ない気持ちです。
ごめんなさい。
また、いつか違う機会にきっと。
避難所生活では依然として「水・食料」を中心に色々な物が足りないとのこと。
食べるものを作る仕事をしていながら、今目の前のお菓子をその方たちに届けて
あげることもできない。見ているだけの自分に無力さばかりを感じています。
(実際、配布されるまでに時間がかかるので、賞味期限が2週間程度と短い
お菓子はだめらしいですね。焼菓子といえどもなまものですから・・・。)
前記事にも書いた、生クリームの件。
今回の地震が起きるまで、その純生クリームの原乳が岩手の農場で作られて
いることを知りませんでした。考えたことすらありませんでした。
今後入手できないと分かり、5年間も守ってきた味がこれから作れないことに
衝撃とショックでかなり落ち込みました。これからどうなるんだろう?と不安に
なりました。
同時に、今まで自分が作ってきたお菓子の味は、その岩手の酪農家
さんたちに支えられていたことを知りました。
被災された方を支援するために何かしたい。
そして、危険を伴う現場や色々な場所で懸命に活動している全ての方を
応援したい。
今、私にも真っ先にできることは・・・募金しかありません。
今の何不自由なく生活できている毎日に心から感謝し、目の前の仕事を
淡々ときちんとしっかりやらなければ。自営業である私は、募金するためにも、
自分の仕事をとにかく頑張るしかないのです。
そして、もちろん節電も。
四国だから関係ないわけではありません。
四国→関西→関東へ 不足分は送電される仕組みだそうです。
ただし、周波数変換をしないといけないので、それほどどんどん送ることは
できないようですが。それでも少しでも協力できるのなら。
とにかく。
時間と資源を無駄にせず日々生活します。
さあ。やるぞ!
チャリティー商品、お菓子のチャリティーイベント、何か自分にもできることが
ないか、しっかり考えます。
一日も早く、一人でも多くの方に笑顔が戻りますように。
祈りながら、今日もお菓子を作ります。
菓子工房Le Cercle のHP → ☆
ネットショップ→☆
すみません。長い長いひとりごとです。
一度、気持ちを整理し、自分を奮起させるために書きます。
地震の後から次々と目に飛び込んでくる映像。
見ているだけで涙がこぼれます。
でも、その映像を見ている私は「いつもと何も変わらない生活」をしています。
明るく暖かい、帰る場所。
3回の食事。
安全な飲み水。
お風呂。
清潔なトイレ。
布団。
何もかも揃っているのです。
普段当たり前だと思っていることは、実は全然当たり前なのではなく、ものすごく
色々なことに支えられて、そこにあるものなんだと実感する毎日です。
地震前の数日は、大阪のイベントに向けて毎日忙しくお菓子を作っていました。
地震直後からは、ずっとモヤモヤしながらそれでも続けていました。
こんな時にお祭りみたいなイベントに出店するの?
いや、こんな時だからこそイベントに出店して、その売上金は義援金として
募金しよう。
二つの思いが頭の中でぐるぐる。
もしかしたら、イベントは中止されるのではないかと思っていました。
予想に反して、予定通り開催し、チャリティーイベントになると発表されました。
やるべきではない。こんなときだからこそ開催したほうがいい。
色々な考え方があって当然だと思います。
でも。
私はもう楽しい気持ちでお菓子を作ることも、ワクワクしながら参加することも
できなくなっていました。感情の部分と物理的な部分で100%すっきりした気持ち
で参加することはできないので、「p」と話し合いキャンセルすることにしました。
今はこれで良かったと思います。関係者の方々にはご迷惑をお掛けして申し訳
なく思っています。そして、来てくれようとしていた友達にも申し訳ない気持ちです。
ごめんなさい。
また、いつか違う機会にきっと。
避難所生活では依然として「水・食料」を中心に色々な物が足りないとのこと。
食べるものを作る仕事をしていながら、今目の前のお菓子をその方たちに届けて
あげることもできない。見ているだけの自分に無力さばかりを感じています。
(実際、配布されるまでに時間がかかるので、賞味期限が2週間程度と短い
お菓子はだめらしいですね。焼菓子といえどもなまものですから・・・。)
前記事にも書いた、生クリームの件。
今回の地震が起きるまで、その純生クリームの原乳が岩手の農場で作られて
いることを知りませんでした。考えたことすらありませんでした。
今後入手できないと分かり、5年間も守ってきた味がこれから作れないことに
衝撃とショックでかなり落ち込みました。これからどうなるんだろう?と不安に
なりました。
同時に、今まで自分が作ってきたお菓子の味は、その岩手の酪農家
さんたちに支えられていたことを知りました。
被災された方を支援するために何かしたい。
そして、危険を伴う現場や色々な場所で懸命に活動している全ての方を
応援したい。
今、私にも真っ先にできることは・・・募金しかありません。
今の何不自由なく生活できている毎日に心から感謝し、目の前の仕事を
淡々ときちんとしっかりやらなければ。自営業である私は、募金するためにも、
自分の仕事をとにかく頑張るしかないのです。
そして、もちろん節電も。
四国だから関係ないわけではありません。
四国→関西→関東へ 不足分は送電される仕組みだそうです。
ただし、周波数変換をしないといけないので、それほどどんどん送ることは
できないようですが。それでも少しでも協力できるのなら。
とにかく。
時間と資源を無駄にせず日々生活します。
さあ。やるぞ!
チャリティー商品、お菓子のチャリティーイベント、何か自分にもできることが
ないか、しっかり考えます。
一日も早く、一人でも多くの方に笑顔が戻りますように。
祈りながら、今日もお菓子を作ります。
by le-cercle
| 2011-03-16 10:13
| ひとりごと